FX講座

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【第28回】損失を抑え、利益を伸ばす手仕舞いルールの作り方

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手仕舞いとは、保有しているポジションを決済することです。

 

手仕舞いには、2種類あります。

利食い・・・利益を確定する決済

損切り・・・損失を確定する決済

 

手仕舞いルールのポイント

手仕舞いルールの役割は、仕掛けた時に出口戦略を決めることです。

損切りポイントは、明確に決めること。

利食いポイントは、ある程度の目標でいいです。

 

損は小さく、一瞬で切る。

利益は大きく、ゆっくり伸ばす。

 

一番大事な損切りルール

損切りルールは、買う前に許容損失を決めて、そのポイントになったらどんな理由があっても決済すること。

トレードルール作りで、損切りルールは一番大切です。

長期的に生き残るための必須のルールです。

 

損切りをしなければならない理由

仕掛けた理由どおりにいかなかったため、そのまま持ち続けても損失が拡大するだけです。

 

損失のあるポジションを持ち続けていると、常に相場が気になります。

ここまで下がったんだからもうすぐ戻すはずだ、などと自己都合の解釈をするようになります。

しかし、たいていは予想外の急変で損失が拡大することになります。

そうなると、損切りして損失を確定したくないし、為替チャートも見たくなくなります。

 

仕掛けと同時に損切りポイントを設定することで、最大リスクを事前に確定することができます。

損切りポイント=リスク

です。

 

損切りポイントまでの幅

小さな損切りは、大きな損をしない。

短期トレードのように勝率の高い仕掛けで小さい儲けを積み重ねるようなスタイルの場合は、損切りポイントまでの幅は小さいほうがいいでしょう。

 

小さいの損切りのメリットは、リスクを抑えられることです。

損失が小さいので、仕掛けがうまくいくまで何度でも挑戦できます。

大きなサイズときつめの損切りポイントが短期トレードで勝つためのトレードルールです。

 

小さな損切りのデメリットは、損切りに引っかかりやすく勝率が下がってしまうことです。

仕掛けた直後の変動で損切りに引っかかり、その後想定していたシナリオ通りにトレンドに動くことがあるなど、大きな利益のチャンスを逃しやすくなる。

 

大きい損切りは、大きな利益を重視します。

長期トレードのように大きなトレンドを捉える場合は、損切りポイントまでの幅は大きいほうがいいでしょう。

 

大きな損切りのメリットはチャンスを逃しにくく、トレンドに乗れば大きな利益を得られることです。

小さなサイズと大きな幅の損切りポイントが長期トレードで勝つためのトレードルールです。

 

大きな損切りのデメリットは、損切りに引っかかった時に損失が大きくなるというこです。

しかし、これはポジションサイズを調整して損失額を限定することがポイントです。

 

理想的な損切り

為替レートのレンジの外、且つ損失を抑えられる位置です。

日常的なレートの振れ幅の外に損切りポイントを置くこと。

日常的なレートの動きに損切りが引っかからないようにするためです。

 

仕掛けた時のテクニカル分析手法で損切りポイントを置くことも有効な設定方法です。

仕掛けた時のシナリオが間違っていたと判断できるところに損切りポイントを置きます。

 

損切りするときの感情

一番大事なことは、損切りするときの感情です。

損を確定させたくないために損切りを見送り、損失を拡大させてしまうケースはよくあります。

 

損切りはトレードで勝つための必要な手段です。

間違いを素直に認めることが大切です。

 

損切りは正しい行動です。

損切りとは、大きな利益を得るための必要コストとして認識しましょう。

 

迷った時は手仕舞う

仕掛けた後、想定していたシナリオ通りに為替レートが動かない時はよくあります。

たとえ、損切りポイントに達していなくても、なにか動きが悪いなと感じたら手仕舞いましょう。

 

動きが悪いポジションに無理にこだわる必要はありません。

FX市場は無くなるわけではないし、チャンスはいくらでもあります。

ポジションはいつでも撮り直すことができます。

 

ポジションをクリアにすると頭もクリアになります。

冷静になった後に、もう一度市場を分析し直してトレードし直すことが大切です。

 

 

利益を最大化する利食いルール

利食いの目標は、利益の最大化です。

 

基本的に、マーケットが仕掛けた時の根拠が続く限り、ポジションを持ち続ける。

為替レートが止まる瞬間(レートの天井・底)までポジションを持ち続けることが理想です。

 

しかし、天井や底をとらえられる手法は存在しません

 

天井や底を確認してから利食いすればいいのです。

そうすれば、天井や底あたりで決済できるということです。

 

利食いをするときの感情コントロールが必要

利食いを邪魔するのは自分自身の恐怖と欲望の感情です。

 

恐怖

せっかく利益が出ているのだから早く決済して利益を確定したい

 

欲望

まだまだ上がるはず

 

利が乗っているポジションを持っていると、常にこの恐怖と欲望の感情に振り回されてしまいます。

感情に流されてトレードすることにならないように、感情コントロールすることが必要です。

 

勝てるトレーダーになるには、利益を伸ばすことが大切です。

つまり、うまくいっているトレードにとどまり続ける忍耐が必要です。

 

トレイリングストップ

トレイリングストップとは、為替レートに合わせて手仕舞いポイントを移動させる方法です。

 

トレイリングストップは、

  • 利益の最大化
  • 利益の確保

を同時に目指します。

 

当初想定したトレンドの方向に動いたら、損切りポイントを仕掛けポイントに移動し、損失をゼロにします。

これでこのトレードの負けは、無くなります。

 

さらに、想定通りに為替レートが動いた場合、為替レートと手仕舞いポイントまでの幅を小さくし、利益を守りながら移動させます。

 

勝てる手仕舞いルール

  • 損は小さく切り
  • 利は大きく伸ばす

のが勝てるトレーダーになるための手仕舞いの鉄則です。

 

損切りルールを作ること、実行することは簡単です。

ポジションを切れば終わりです。

 

しかし、利食いは難しい。

どこまでトレンドが継続するのか分からないからです。

 

手仕舞いルールの鉄則

損切りルールは1つのみ

利食いルールは複数を組み合わせる

 

損切りストップロス

トレードに入った瞬間からストップを置く。

自己資金の2%以上のリスクをさらさない。

 

損益ゼロストップロス

為替レートが望む方向に動き次第、損益ゼロポイントまでストップを移動させます。

 

利益確保ストップロス

レートが望む方向にさらに推移した場合、含み益を返してしまわないように守ります。

 

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